【組織ネタ・企業研修ネタ】業績を大幅に上げた商社の管理職の話

業績を大幅に上げたある商社の管理職の方にお話を伺う機会がありました。その方の話によると、

・会長が社員を言葉で乗せるのが上手い(もちろん、社員の頑張りは大幅に賞与に反映させるようになった)

・ハラスメントにすごく厳しくなったので管理職の部下へのコーチングスキルが上がった

とのことでした。

村上春樹の代表作「ねじまき鳥クロニクル」に、一度も飲食店の経営で失敗したことのない叔父が主人公に語るシーンがあります。

「いいかい、物事の進め方に、AーBーCとあったら、Aのところを徹底的にやるんだ」

大掛かりなプロジェクトがなくても、気の利いたIT設備がなくても、まずは言葉の使い方とコーチングスキルを変えるだけで、会社がじわじわと変わってくる、というのもそれに通じるものがあります。