【組織ネタ】ストレス耐性は強い方が良いのか?

Aiが社会に浸透する一方で、一人一人の社員のパフォーマンスが企業の業績に直結する時代にもなりました。

しかし、才能がある社員が打たれ強いとも限りません。発達障害を抱えていて「アウトプットはクリエティブだが、ミスが多くコミュニケーションは苦手」という社員もたくさんいます。

その中で、社員のメンタリティについては会社としてどう扱えば良いのでしょうか?

ストレス耐性というのは、それぞれ持って生まれたものがあり、それを鍛えるのに会社が投下する費用とエネルギーにも限界があります。

山手線内に本社がある会社でも、いまだに休みの日に社員を呼び出して社屋内で大声て叫ばせる研修をやっている会社がありますが、ストレス耐性が上がったという話は聞きません。退職者の「アホらしかった」という思い出話が居酒屋や転職会社の面談室で聞かれるだけです。

それよりも、「社員が一度折れてもまた速やかに回復・再生する」人事システムなり研修体制を構築した方が賢い気がします。

いろんなことに耐えに耐えてある日ぽっきり折れる社員よりも、戻ってきて以前より柔軟になっている社員が多い方が、会社自身の生命力は上がる気がします。

尚、仕事と組織研究所では、組織の離職率低下のための「ソーシャルレジリエンス研修」を提供しています。