経営者のエゴの肥大化

京セラの何代目かの経営者が売上未達になり、創業者の稲盛和夫さんのところにお詫びに行きました。

稲盛さんはこう言いました。

「気にしなくていい。売上というのは経営者の人格以上でも以下でもない。だから気にしなくていいんだ」と。

「自分より優秀な人を雇うのが社長の役目」と言ったのはユニクロ創業者の柳井正さんですが、会社を大きくしたい、売上を成長させたいと思いながらも自分より優秀な人を雇うのが苦手な経営者はたくさんいます。

また、「法律に反してないから大丈夫」というのが口癖の経営者、自社の経営課題と向き合わずに全国の自治体の補助金が受けられるケースを日が暮れるまでネットで調べる経営者、などなど経営者にもいろいろいます。

では、経営者はどんな風に良い意味での自己変容を遂げていけば良いか。

自分の内面に深く降りていくことだと思います。己を知ることが最も難しいですから。