【組織開発ネタ】顧客獲得も人材採用も「真空の法則」が当てはまる

市場で一定の評価を得ている会社であれば、一気に取引先がなくなることはありません。

また、採用においても同じです。市場で一定の評価を得ている会社であれば、応募者がゼロになることはありません。

これらのことを「真空の法則」と言ったりします。

真空の瓶はフタを開けると新しい空気が入ってきます。それと同じでまた新しい顧客、応募者がその企業の前に現れます。

ただし、新しく入ってくる空気、つまり新しい顧客や人材が問題です。

取引額が高いけど受注率の低い取引先なのか、取引額が低いけど営業が容易で受注しやすい会社なのか。

能力的にはなかなか採れない優秀な人材だけど人件費がかかってすぐ辞めそうな社員か、定着はするけどそんなにレベルの高くない社員か。

会社としての「スタンス」をきっちり決めなければ、「こうなっていくといいな」という次のステップに進めないような気がします。

今と理想にどんなに乖離があっても、経営陣と社員が「理想的な見通し」を立てて共有すれば、現実が理想に近づいていくはずです。