【組織開発・企業研修ネタ】上司がコーチングスキルを身につける意味

コーチング、特に今はやりの1on1コーチングと聞くと、「部下の目標達成を後押しするためのスキル」と思われがちですが、「部下の精神状態を良くする」という機能もあります。

部下が目標達成できない原因は本人に起因する部分だけではありません。新商品や新サービスが出なかったり、その企業にとっての経済環境が良くなかったり、部署や会社全体の組織としてのチームワーク不全なども影響している可能性があります。

そういったことも踏まえて部下と接しないと、部下の精神状態は悪くなるだけです。

その際に上司がヒアリングしておきたいのは、

・部下が社内で1人でやりたいこと

・部下が社内で他の人とやりたいこと

・部下がプライベートで1人でやりたいこと

・部下がプライベートで他の人とやりたいこと

という4つのポイントです。

これらを把握することで、「上司が何を援助したり、実現なり解決なりの後押しをすればいいのか」が見えてくると思います。